こば農だより 2021 今年の栽培の考え方
1月から2月は農閑期です。この時期は事務作業と営業に時間をあてています。 事務作業は、面倒な青色申告の決算書作成です。1年分の領収書をExcelのアプリに仕訳を入力して決算書を作成します。その後はe-Taxで提出!便利な世の中になりました。 営業は、取引先に農産物の提案と出荷調整をして1年の作付を計画しています。今年の主な取引はJAにお願いしました。その他は、有機のお店、学校給食と近くの直売所になります。 栽培の主役はオクラにします。いっぱい作ります。オクラの前後にズッキーニを春と秋に栽培します。取引先はJAです。 赤しそは今年も継続です。取引先は有機のお店です。 新たな取り組み(その1)で「青しそ」を提案しました。販売価格も決まり粛々と栽培していきます。また現在栽培中のグリーンピースもお取引させていただくことになりました。 ブロッコリーや白菜などの冬野菜の栽培は思い切って捨てます。最近の冬は、寒すぎたり暖冬だったりと気候が不安定で、山江村での露地栽培は年々難しくなっている気がします。その割に販売単価は低く、苦労して出荷したら赤字になることがあります。冬の売上は、秋に前倒しして、秋野菜の栽培をギュッと詰め込んだ計画にする予定です。 新たな取り組み(その2)で周年栽培用に「小物葉物専用ほ場」を作ります。小ネギやコマツナ、葉ダイコンなどコツコツ栽培します。主な取引先は学校給食と直売所です。 このほ場は、一部が三角になって機械が使いにくい畑があります。ここを新たな取り組み(その3)で「こばやし菜園」にしました。以前から野菜農家がスーパ―で野菜を買うって、なんか違和感がありました。今年から「我が家で食べる野菜は我が家で作る」で2aほどの面積で少量多品目の栽培をすることにしました。担当は妻にお願いしました。 今年も忙しくなりそうです。体調管理しながら無茶したいと思います。