こば農だより 2019年 季節まとめ(秋)
10月~12月の栽培記録です。
・オクラ
出荷:7/29 ~ 10/29 収量:1,300kg
気温が下がり日照時間も短く生長もゆっくり。徐々に収量も減り10月末で栽培終了。4月まき6月まきあわせて今年の出荷合計は1,300kg。JA参考収量(1,500kg)に及ばず。
7月の日照不足、8月盆からの長雨で、今年ほどカッパを着て作業したことはない。この長雨の影響を最後まで引きずり収量が落ち込む栽培となった。
日々の収穫と仕上げに追われ、剪定、除草、病害虫対策などの管理作業が後手になったのも原因。改善の余地はたくさんある。来年の収量UPの手ごたえを感じオクラは終了する。
・秋ズッキーニ(面積:15a 株数:850本)
種まき:8/30 定植:9/16 出荷:10/17~11/15 収量:860kg
8月中旬、お盆から長雨で畑の準備ができない。「忍耐でござる」と天気の回復を待つが週間天気予報はずっと雨。「おかしいやろ!」とYahooとTenki.jpとウェザーニュースに毎日つっ込みながら8月末になる。
9月上旬、「もう待てません。忍耐お断り。」と、強引にじゅくじゅくの畑へトラクター出動。耕うん、施肥、マルチなど畑の準備を終え、9月中旬に予定より2週間遅れて定植。
9月下旬、台風上陸。定植の遅れが幸いする。株が小さかったので風の影響を受けず。計画通り9月上旬に定植したら、間違いなく株が折れ栽培終了になっていた。農業やっててよくある不幸中の幸いをいただく。
10月中旬、収穫スタート。寒さに向うこともあり、雄花ばかりで雌花が少なく、春ほど収量は上がらない。2週間遅れがやっぱり痛い。昔の人が言う「秋はまき遅れるな」を今年も実感。
11月中旬、例年より早い「いきなり強い霜」で栽培終了。収量は春の半分になったが、販売価格がよかったので、春と同じ売上げとなる。
・ニンニク(面積:3a 種まき:10/27)
JAの紹介もあり試験的に3a(種30kg分)だけ栽培。春ズッキーニ前の4~5月の売上計画に組み込む。
9月に種子が届くが1玉の種をばらすのがとても面倒。この作業だけでおそらく来年はやらんなと。10a単位でやる農家さんもいるがよくやるなあと感心する。
10月末に種まき実施、翌年5月上旬に生ニンニクでJA出荷予定。ニンニクは過去2回栽培したが、秀品を作ろうとすると難易度が高く、良い結果になった覚えがない。
相性が悪いと思っているので今回もあまり期待していない。(ニンニクさんごめんなさい。)
・小物葉物(面積:5a 種まき:10/13)
10月中旬、ホウレンソウ、ミズナ、葉ダイコン、小ネギの種まき。12月の売上げ用。秋ズッキーニの準備が追い付かなかった空きほ場で栽培。11月~12月にかけて直売所で販売。
・ホウレンソウ(面積:3a 種まき:12/15)
近くのJAは冬野菜の取引に消極的。こちらの都合だが経営改善で冬も野菜を出荷したいとJAに相談。
12月上旬、JAより、となりのとなりのJAでホウレンソウの受入があると紹介いただく。車移動30分、現地で出荷している農家を訪問し情報収集。
12月中旬、段まきでJA用のホウレンソウの種をまく。正直、ホウレンソウは得意ではない。でも冬に畑を休ませるほど経営に余裕はない。
まずはきちんと栽培できるか確認するため試験的に3a栽培。順調にいけば収穫は3月。露地栽培、納品など課題がクリアできれば、来年の冬はホウレンソウの大量生産を計画。
・スナップエンドウ(面積:5a 種まき:11/30)
11月下旬、秋ズッキーニを素早く片付け、懲りずにスナップを種まき。極早生の品種に変更し、越冬して通常より1~2か月早い3月~4月にかけて収穫予定。
前回の反省で、今回は新たに不織布を購入。コメリさんに200mを2本買うからお願い!と言ったらめっちゃがんばってもらう。(コメリさんいつも無理言ってすみません。)
・オクラ
出荷:7/29 ~ 10/29 収量:1,300kg
気温が下がり日照時間も短く生長もゆっくり。徐々に収量も減り10月末で栽培終了。4月まき6月まきあわせて今年の出荷合計は1,300kg。JA参考収量(1,500kg)に及ばず。
7月の日照不足、8月盆からの長雨で、今年ほどカッパを着て作業したことはない。この長雨の影響を最後まで引きずり収量が落ち込む栽培となった。
日々の収穫と仕上げに追われ、剪定、除草、病害虫対策などの管理作業が後手になったのも原因。改善の余地はたくさんある。来年の収量UPの手ごたえを感じオクラは終了する。
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栽培終了時のオクラ
高さは2.5mにもなる。
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JAに出荷 |
・秋ズッキーニ(面積:15a 株数:850本)
種まき:8/30 定植:9/16 出荷:10/17~11/15 収量:860kg
8月中旬、お盆から長雨で畑の準備ができない。「忍耐でござる」と天気の回復を待つが週間天気予報はずっと雨。「おかしいやろ!」とYahooとTenki.jpとウェザーニュースに毎日つっ込みながら8月末になる。
9月上旬、「もう待てません。忍耐お断り。」と、強引にじゅくじゅくの畑へトラクター出動。耕うん、施肥、マルチなど畑の準備を終え、9月中旬に予定より2週間遅れて定植。
9月下旬、台風上陸。定植の遅れが幸いする。株が小さかったので風の影響を受けず。計画通り9月上旬に定植したら、間違いなく株が折れ栽培終了になっていた。農業やっててよくある不幸中の幸いをいただく。
10月中旬、収穫スタート。寒さに向うこともあり、雄花ばかりで雌花が少なく、春ほど収量は上がらない。2週間遅れがやっぱり痛い。昔の人が言う「秋はまき遅れるな」を今年も実感。
11月中旬、例年より早い「いきなり強い霜」で栽培終了。収量は春の半分になったが、販売価格がよかったので、春と同じ売上げとなる。
長雨で畑の準備ができないので
8月末に片付けたオクラの跡地へ
耕うんせずにズッキーニを直播き
わりと普通に生長する
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降霜前の秋ズッキーニ |
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降霜後のズッキーニ(終了)
凍傷でウリ科独特のにおいが漂う。
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・ニンニク(面積:3a 種まき:10/27)
JAの紹介もあり試験的に3a(種30kg分)だけ栽培。春ズッキーニ前の4~5月の売上計画に組み込む。
9月に種子が届くが1玉の種をばらすのがとても面倒。この作業だけでおそらく来年はやらんなと。10a単位でやる農家さんもいるがよくやるなあと感心する。
10月末に種まき実施、翌年5月上旬に生ニンニクでJA出荷予定。ニンニクは過去2回栽培したが、秀品を作ろうとすると難易度が高く、良い結果になった覚えがない。
相性が悪いと思っているので今回もあまり期待していない。(ニンニクさんごめんなさい。)
・小物葉物(面積:5a 種まき:10/13)
10月中旬、ホウレンソウ、ミズナ、葉ダイコン、小ネギの種まき。12月の売上げ用。秋ズッキーニの準備が追い付かなかった空きほ場で栽培。11月~12月にかけて直売所で販売。
・ホウレンソウ(面積:3a 種まき:12/15)
近くのJAは冬野菜の取引に消極的。こちらの都合だが経営改善で冬も野菜を出荷したいとJAに相談。
12月上旬、JAより、となりのとなりのJAでホウレンソウの受入があると紹介いただく。車移動30分、現地で出荷している農家を訪問し情報収集。
12月中旬、段まきでJA用のホウレンソウの種をまく。正直、ホウレンソウは得意ではない。でも冬に畑を休ませるほど経営に余裕はない。
まずはきちんと栽培できるか確認するため試験的に3a栽培。順調にいけば収穫は3月。露地栽培、納品など課題がクリアできれば、来年の冬はホウレンソウの大量生産を計画。
・スナップエンドウ(面積:5a 種まき:11/30)
11月下旬、秋ズッキーニを素早く片付け、懲りずにスナップを種まき。極早生の品種に変更し、越冬して通常より1~2か月早い3月~4月にかけて収穫予定。
前回の反省で、今回は新たに不織布を購入。コメリさんに200mを2本買うからお願い!と言ったらめっちゃがんばってもらう。(コメリさんいつも無理言ってすみません。)
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これまでの経験でマメ科は直播き
無事に発芽したので年内は安心
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