2024年 直売所 出荷再開(秋)

 直売所の出荷は1年ぶりです。在宅ワークで朝に時間がとれないので、出荷はJA一本に絞っていました。久々に直売所のおばちゃんと再会を喜びながら情報交換をしました。

話しをしながら、他の生産者の野菜の価格を見てビックリです。普段、お店といえば、JA購買かホームセンター(こちらの地域はナフコ)しか行かないので、完璧にウラシマタロウになっていました。

税抜きで、キュウリ2本で200円、ピーマン1袋170円、ナス1袋350円、、、なんじゃこりゃです。オクラも150円、、、おいおいここはインショップの直売所ですぞ、スーパーなどの小売とは流通が違いますやん、直売所のおばちゃんにオクラの値段下げるよーと言って、適正価格で値札をつけました。

田舎の直売所は1袋100円のイメージです。今後100円に戻るのはさすがに難しいと思っています。生産者は、燃料代や肥料代、資材代など、数年前からの物価高騰でも値上げせず、農家が自腹で努力をしてきました。でもそういう世の中ではなくなっています。せめて野菜だけは安くという声も聞きますが、ただでさえ儲けの薄いしくみなので、価格に転換しないと農家は生活できないレベルまできています。

なので、野菜や米が高くならないはずはないのです。原価が上がって、追い打ちで気候変動の不作が続いて需要と供給が崩れているのでどうしようもありません。

それでも、最近の直売所の価格はやりすぎのような気がします。そんな商売をすると自分に帰ってくるのになあー、100円にはできないけど経営努力は続けないとなあーと思った今日この頃でした。(もしかして・・・だからボンビー?)