こば農だより 2022年 ほうれん草
冬栽培の露地ほうれん草、6連敗脱出しました。
1月上旬に種まき、3月に全て出荷できました。
今年は、いろいろと見直して、まず品種を変えました。
有名なタネ屋さんから地元九州の種苗会社の品種に変更。
これがビンゴで、発芽率の問題が一気に解決できました。
次に、堆肥を変えました。
博多の堆肥販売会社の知り合いのおすすめもあって
鶏ふんから混合堆肥(牛ふん、豚ふん、鶏ふん)に変更。
成分表をじーと見ると、これだけでいけそうな気がして
他の資材は投入せず、混合堆肥だけで勝負してみました。
これもビンゴで、収穫前の黄化がなく順調に生長しました。
次に、通路に緑肥を入れました。
アブラムシとヤサイゾウムシ、どこかに行ってほしいなあと
期待しましたが、気持ち減った気がしただけ。
でも、春先のカビ系の病気はまったくありませんでした。
最後に、トンネルでビニールを被覆しました。
真冬は気温マイナスが連日で、生長が止まり上に伸びず、
根っこだけ太くなってトウが立つ現象がなくなりました。
ただ日中は暖かいのでトンネルで徒長したような。。。
食味は「あー、うちの作る野菜だあー」でした。
野菜のエグミがない分、あんまり味がしないので、
パクパク食べれて私はお気に入りです。
試験的に3a栽培したので、次回は面積を増やして
同じ方法で上手くいったら、検証から改善になったと
実感できそうです。また冬につくろう。