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こば農だより(2019年2月)

今年からJAさんをメインとして出荷することになりました。 有機栽培にこだわっていた私にとって、大きな大きな方向転換になります。年明けから行政や有識者のみなさんに貴重な意見をいただき検討を重ねた結果です。 JAさんとの取引は、有機農産物である必要はありません。外観を含む「品質」と「収量」の勝負になります。栽培の途中で、作物を守るためにどうしても必要な時は農薬を使うし、生育を見て栄養が足りないと感じたら化学肥料を使う農業に切り替えます。土づくりは有機農業の技術を継続しますが、栽培全体として、有機JASのルール外になるため「認証」は廃止の手続きを進めています。 苦渋の決断でしたが、この3年間やってきたことや自分の考え方をリセットして、「経営の改善」を最優先にしました。今後は目標の売上を達成するまで、有機と慣行の良いとこどりをした農業になります。 有機農業はしばらくお休みしますが、これまでの3年間の農業経験は無駄にはなりません。4月から新しいスタイルで営農4年目に入りたいと思います。